『君たちはどう生きるのか』の2回目を観ました。
前回書いた通り、パンフレットは発売日当日に買いに行った。(この日は映画観を観なかった)
ちなみに、初日に観に行った記事がコチラ
今見ると、「情緒」の二文字以外のなにものでもない感想ですね。
これでこそ自分!
さてさて、今回は前回よりより踏み込んだ大ネタバレの記事を書きます。
少しわたしの考察という皮を被った妄想も入る。
一個人の感想だね~と温かい目線で読んでもらえると助かります。
そういえば、ちょうどいい時間がなくてドルビーアトモス回だったんですが、
追加料金300円でいいの?!ってなりました。
水の音とかすごかった。
ドルビーアトモスで『007』シリーズとか観てみたい。
!ここから先は映画の内容に飽き足らず、パンフレットのネタバレもあるよ!
ここまで読んでくれたみんな、ありがとう。またね
それでは感想行ってみよう~
まずパンフレットですが、38Pのうち、ほとんどが絵。
設定資料と、劇中画。
文字が書いてあるのは
・あらすじ
・作品解説
・長編企画覚書
・主題歌「地球儀」の歌詞
・制作陣のご芳名
という 笑
制作/声優陣のインタビューや、
制作による解説は別の媒体をあたったほうがいいのかなと思います(わたしは見てないです)
二回見た上で「これはやっぱりジブリを感じる系の映画だなー」と思ったのです。
これはこれで好きだな。
浴びれるんだ、ジブリを。
作品解説にこんな文言があります。
少年時代を重ねた自伝的ファンタジー映画なのだと。
お、おお……。
この作品が「自伝的」っていうのはほんとうに壮絶というか、なんというか。笑
このパンフレットの内容を踏まえた上で
2回目である今回は、
眞人(真人間? 幼少の駿)
大伯父(現在の駿)という観方をすることにしました。
大伯父が世界の運営をしているけれど、
眞人に自分の後継者になることを求めて
自分の世界をつくることもできるし、
つくらないこともできると解きます。
この選択肢を前にして眞人に対し「どう生きるか」を問う。
大叔父は世界の創造主(=神)なんですね。
神を継ぐのはその血を引いた子。
最終的に眞人は世界をつくらないっていう選択をするので
宮﨑駿氏は、宮﨑駿として生きる以外の生き方を夢想したのかなぁとも思いました。
その他登場人物をこう捉えた
まず、この作品にはなぜ鳥がいっぱい出てくるのだろうと考えたときに
「烏合の衆」ということばが浮かんですが、
烏合の烏はトリじゃなくてカラスなんですね。失礼失礼。
この作品に出てくる
「青サギ」、「ペリカン」、「インコ」をどう捉えるかでだいぶ観かたがわかる気がしました。
ペリカンが何かは考えきれなかったんですが、
青サギは駿と一緒にここまで歩んでくれた同士で、
インコはスポンサーとかジブリを取り巻くひと?
インコ大王は、外部の分際で石を粉々にしちゃってたから
身勝手にいろいろ言ってくる人なのかなぁと。
ヒミは過去のジブリ作品?(本名はヒサコなのになぜこちらの世界だとヒミになっているのかは考える必要あり)
夏子は新しいジブリ作品や他社の作品?
(眞人は夏子という存在を葛藤しながら受け入れるわけですからね)
父さんは眞人を守ってくれるけど、噛み合わない存在だから、
駿にとってのそういう周りの人の存在なのかなと。
となるとあのおばあちゃんたちや、キヨさんは何ってなるんですが、
それはこれから考えていきます。
……と、まぁいろいろ考えてしまいましたが
ここまで深い意味はないのかもしれない。
けれど、観る側は好きな観方をしちゃうんですね。
娯楽ってこういうものですからね。
この見方をすると、走馬灯的な、
ジブリ作品の既視感の連続のような
これ一本見るだけですべてのノスタルジーを感じられる良さみが深まったので
楽しかったです。
さてこれから考察動画を観るのか、
はたまたもう一度観に行くのか、
選択権がある。
これから憩はどう生きるかーー。
(別におもろくない)
読んでくれてありがとう。またね。
おわり