7月14日
シネマート新宿で「秘密のふたり」を観た。
これまた第30回レインボー・リール東京の作品です。
映画の最中物凄くお腹が減るのでホットココアを買いました。
ココアを摂取したことにより血糖値の乱高下を招いたのか途中眠くなったので
次回はホットカフェオレのほうがいいかもと思いました。(カフェインが眠気をやっつけるかなと)
あと、シネマート新宿、きょうはあまり寒くなかったです。
「秘密のふたり」思ったよりも結構重めの作品だった。
不勉強な憩は、「ウエストサイドストーリー」を”まだ”観ていないので
「ウエストサイドストーリー」との比較はできませんが……
アルジェリア系フランス人の女の子のラブストーリーなのですが、
フランスのレズビアン映画というと「アデル、ブルーは熱い色」がありますね。
それを思い浮かべながら観ました。
結構おもしろかったです。
女の子同士の恋愛映画が好きなひとにはおすすめ。
以下ネタバレ+少々手厳しいことを書いています。が、面白かったと思いますよ!!!!
この作品を観ても真新しい発見は特に無いなと思った。それってつまり、日本人の自分にとっても心当たりのある葛藤で、そういうのって万国共通なんだろうと思った。
女の子同士の喧嘩が結構ハードで、「めっちゃ叩くやん」って思った。笑
「このベンチはわたしたちのよ!」みたいな感じで、やってることがマジで大したこと無いんですよね。(争っている理由があるのかもしれないけどそういうのを感じとることはできなかった)
ネジュマとジーナが恋愛関係にあることを、ネジュマのチームの女の子たちおよびネジュマの妹が知ってめちゃくちゃキレて決裂してしまうわけだが、
友だちのひとりが「わたしが怒ってるのはなんでも話せる仲だと思ってたから(ジーナのことを内緒にしててムカつく!)」っていうことなんですよね。
「アデル~」でもそういうシーンあったし、たぶんほかの作品にもあったけど、特に思春期の子だったらなかなか言い出せないんだろうなと思った。
ネジュマと敵対関係にあったジーナの従姉妹が「あんたの仲間はひどいね」ってネジュマに歩み寄ってくれて、ジーナを泣かすなって言ったことにより、ネジュマが自分のこころと向き合うようになるという意外性はあったが、
こんな懐の広さがあるんだからくだらないことで喧嘩するのやめなよと思ってしまった。笑
ていうか、ネジュマはジーナとの関係を秘密にしておきたいならあんなところでキスするなという。
あと、ネジュマが自分のこころに迷いが生まれたときにサッカー少年と体の関係になる寸前にまでいって突き飛ばして帰ってしまったが、
謝ったほうがいいよってずっと思っていたら終わってしまったのが凄く残念だった。笑
ちゃんと謝ったのかな?
ネジュマのお母さんが「自由を求めてアルジェリアからこの国(フランス)に来たのにあんたたちは(SNSで)監視しあってる」って言っていて、これはなかなかこの作品の上で特に効いてきたセリフだなと思った。
結論、短いし、ストレス無く観られるし、教材としてもいい作品だなと思った。