だらだら憩

映画観た、本読んだ、これ食べた、これ買ったみたいなことを肩肘張らず書いているブログです

映画「フィンランディア」を観た シネマート新宿にて

当記事にはアフィリエイト広告が表示されていますが真心込めて書いています。

7月13日

シネマート新宿で『フィンランディア』を観た。

現在開催中のレインボー・リール東京のラインナップのひとつ。

私は月曜に『ロザリンドとオーランドー』を観たので二本目です。

 

どうやら映写機トラブルで5分~10分開映が遅れるor最悪の場合上映中止とのこと。

きょうは水曜日で、映画のサービスデーがどの映画館でもやってるし、最悪観られなくても……などと考えて映画.comで他の映画館の情報を観ていたら上映されるとのこと。

リピーターチケットを買ったので

入場の際、もぎり(最近はもぎらない)のスタッフさんに前回分のチケットと一緒に今回のチケットを見せた。

「ご提示ありがとうございます」と言われてなんだか嬉しかった。

 

もしこのブログを観てくれたあなたが今後シネマート新宿に行くことがあれば伝えたいことがある。

 

寒いかもしれない。

 

月曜日だけじゃなかったのでたぶん、寒い。

気を遣ってくれて冷房効かせてくれてるのだと思いますが、寒い。

月曜寒くてカーディガンを持って行って身体にかけたのに寒い。

めっちゃトイレ行きたくなった。

暑くなってたらごめんね。先に謝っておくわ。

 

内容は……レインボー・リールの公式にはこうあります。

「スペイン人ファッションデザイナーのマルタは、民族衣装の流行に目をつけた上司の命令でメキシコのオアハカに送り込まれる。デザインの盗用のため市場でリサーチを始めた彼女は、刺繍で生計を立てる「ムシェ」(第三の性)の人々と出会い、差別を受けながらも情熱的に生きる彼らの姿に感化されていく。雑誌「VOGUE」の表紙を飾ったことでも話題になったムシェ。その色鮮やかな文化をマジックリアリズム的にとらえた映像美が光る一作」

正直言って、想像の3倍おもしろかった。

映写機直ってよかった~~~~!!!!

シンプルに結構面白かった。

平たく言うとあらすじにある通りフランスのデザイナーが、民族衣装のデザインをパクるためにメキシコの田舎に行く話なんだけど、

ムシェ(第三の性)のひとがイキイキと暮らしているが、ゴリゴリのいじめや差別があって、ウッ苦しいとなるところもどころあった。

ムシェって初めてきいたと思ったけど、日本で言うと「オネェ」みたいな感じなのかななどと思った……。

 

ここからはネタバレを書こうと思う。。

 

思ったこと。

自然災害の多い日本だから、めっちゃ刺さると思う。

・服の色綺麗だった。

・登場人物がいっぱい出てくるが、顔濃くて馴染みのない名前と、名前が出てこないひとも出てくる(よね?)から、誰が誰かわからなくなった(これはわたしが悪い)

・ポスターになってるひと(以下主人公)が、好きなひとと寝っ転がってるときのアングルがめちゃくちゃ好きだと思った。

・なんでフィンランディアなの? と思ったけど、フィンランドに思いを馳せるひとがいるっていうことよね

・最後のほうよくわからなかったけど、主人公と仲良くしてた友だちが思いを寄せてたひとはもう居なかったってこと? それとも主人公が奪い取った?

・主人公の友だちがマルタに先住民とヨーロッパ人の話をしたときに結構核心をついたこと言ったなと思ったけど、マルタはデザイナーとしての自分を捨てて、自分の良心に従うのはかなりいいと思った。マルタは地震で亡くなった方のパスポート?身分証?と自分のを取りかえてここで生きていく決意をした?

一から十まで説明する映画も嫌いじゃないんだけど、 こういうふうに「こうなのかな?」「ああなのかな?」って考えさせられる映画もまた好きだなと思う憩であった。

 

終わり