何週間前の話してんねんっていう感じですが、
流れに流れていた映画「高野豆腐店の春」の感想を書きます。
あらすじ
尾道の風情ある下町。その一角に店を構える高野豆腐店。父の辰雄（藤竜也）と娘の春（麻生久美子）は、毎日、陽が昇る前に工場に入り、こだわりの大豆からおいしい豆腐を二人三脚で作っている。ある日、もともと患っている心臓の具合が良くないことを医師に告げられた辰雄は、出戻りの一人娘・春のことを心配して、昔ながらの仲間たち──理髪店の繁（徳井優）、定食屋の一歩（菅原大吉）、タクシー運転手の健介（山田雅人）、英語講師の寛太（日向丈）に協力してもらい、春の再婚相手を探すため、本人には内緒でお見合い作戦を企てる。辰雄たちが選んだイタリアンシェフ（小林且弥）と食事をすることになり、作戦は成功したようにみえたが、実は、春には交際している人がすでにいた。相手は、高野豆腐店の納品先、駅ナカのスーパーで働く道夫（桂やまと）だった。納得のいかない辰雄は春と口論になり、春は家を出ていってしまう。
そんななか、とある偶然が重なり言葉をかわすようになった、スーパーの清掃員として働くふみえ（中村久美）が、高野豆腐店を訪ねてくる。豆腐を作る日々のなか訪れた、父と娘それぞれにとっての新しい出会いの先にあるものは──。
↑公式サイト、めちゃくちゃ丁寧にあらすじ書いてくれていますね。
これは……。
ネタバレ有か無かでめちゃくちゃ迷ったんですけど、
ネタバレ無しでいかせてください。
泣いた。
後半死ぬほど泣いた。
これは、いい意味の涙です。
そして、こういうほんわか系の作品と思われるのに
結構先が読めなくて凄いなと思った。
「こうなるんでしょ？」って思っても全然そうならなかった。
あと結構笑いどころが多くて、
隣の席の知らない人と喜怒哀楽を共にした。
怒はなかったけど。
舞台が広島で、高齢者の主人公なので、広島人ながらの想いみたいなものも知れて、
ああそうなんだ……と思うところがありました。
めちゃくちゃよかったので円盤出たら布教活動したい（誰だよ）
今もう上映してるところ少ないんですよね。
もっと評価してほしい。
知り合い全員で観たいくらい。
なんか、ゆったりしてるけどちょっと笑いどころあって、泣ける作品観たいな～という方で
親子ものNGじゃなかったらぜひチェックしてみてください！
藤竜也さん演じるお父さんは頑固者ですがすごくチャーミングで、
麻生久美子さん演じる娘さんに恋しかけたよ。
読んでくれてありがとう。またね。
おわり
